防災力を高めるために防災センターに行ってみた【連載コラムvol.19】
こんにちは!あーみんです!
今年の夏は酷暑と言われ、死にそうに暑い日が続いておりますが、皆さん夏バテされていませんか?
私は暑いのが大嫌いなので、休みの日は一日中クーラーを付けっぱなしにして、家でアイスを食べまくって過ごすという地球にも経済にも優しくない女です。はい。
ところで皆さん、9月1日は何の日か分かりますか?
そう、「防災の日」です!
防災の日は1960年に制定され、防災の日を中心とした1週間が防災週間となっており、全国各地で防災訓練等が実施されています。
特にここ数年は大きな自然災害が発生していますが、災害から身を護るには国による災害対策もさることながら、一人ひとりが災害に対する意識と知識を高め、いざというときに行動できるように防災力を身につけておくことが必要です。
そこで、今回は防災を学ぶために「人と防災未来センター(http://www.dri.ne.jp/)」にやってきました!
この施設で、防災体験や防災の知識が身に付けられるとGoogle大先生に教えてもらったので、早速入ってみたいと思います。
建物は写真のようにとても大きくて、無駄に全面ガラス張りでかっこいいです!
では、施設を回っていきたいと思います。
ぬぬっ!!
早速、どデカい卵の黄身を発見!!!
なんだこれはっ!
「こんにちは。こちらは、マグニチュードと地震のエネルギーを表す模型図です。」
「地震のエネルギーを表す模型図だったのですね!てっきり卵の黄身かと思いました。」
「一番大きなボールは東日本大震災のマグニチュード9.0を表していて、下の左から2つ目のボールは阪神・淡路大震災のマグニチュード7.3を表しています。」
「数字だけでみると1.7しか変わらないですが、こうして模型図で見るとめちゃくちゃ大きな差があるのですね。」
「そうですね。阪神・淡路大震災も甚大な被害を及ぼしましたが、東日本大震災の地震がいかに大きなものだったのかがよく分かるかと思います。」
「卵の黄身と間違えて大変失礼しました。」
続いて、
震度とマグニチュード?
なんか小さな人形が盤面にたくさん乗っている。
ボタンがあるので押してみよう。
まっ、真ん中にいるおじいちゃんが尋常じゃない程、揺れているっ!
震源地からの距離によって揺れの大きさに違いがあるのが、よく分かる実験装置でした!
続いて、
『非常時、トイレはどうする?実験して作ってみよう!』
なんか面白そうだから参加してみたいと思います!
夏休みのせいなのか、子供向けの企画なのかは不明ですが、子供の中に子供っぽい大人一名が混じって参加しました。
災害時にトイレが使用できなくなったら、便器と便座にそれぞれビニール袋を被せて使用するのが良いようです。
みんなの前で、便器にビニール袋をセッティングしました。
子供達の前で便器に手を突っ込むのはなかなか恥ずかしかったです。
さらに、セッティングした便器に座らされるというなかなかの辱めを受けました。
もうお嫁には行けそうにありません。
最後に、尿を固めるために最適なのが紙製の「ネコ砂」とのこと。
ネコ砂ですが、人用として使います。
紙製のネコ砂は燃えるゴミとして出せるので便利であり、経済的にも優しいため、災害時の尿の処理にとても使えるアイテムのようです。
ネコ砂と黒ビニール袋がセットになった非常用トイレキットが出来ました!
持ち帰れるようなので、これは猫キャラぶっているりにゃんにプレゼントしたいと思います。
続いて、
津波避難体験コーナー?CG映像?
何かスゴそうなので体験してみたいと思います!
すごい大きな画面!!!!
圧倒されます!
津波避難体験コーナーでは、水圧がかかる中での歩行がどれだけ大変かを体感できるようです。
足元はこんな感じでガッチリ固定されています。
迫りくる津波から逃れるために避難タワーを目指します。
いよいよ開始です!
水の深さ約5cm。
足には若干の負荷があります。
水の深さ約20cm!
だいぶ足が重くなってきました!!!
水の深さは約30cm!!
避難タワーは目の前ですが、足が重すぎて思うように進めません!!!!!
最後の力を振り絞って、何とか目標の避難タワーまでたどり着くことが出来ました!
普段、筋肉を使うことない私の両脚が悲鳴を上げています。
水圧がかかる中での歩行は非常に難しく、津波が発生したらすぐに避難することがいかに大切であるかを体感することができました!
続いて、
きゃっ!
なぜかこんなところにメルちゃん人形がいる!!!
可愛い~!
「こちらは、降雨量を視覚的に確認できる装置です。
今は降雨量10mmですが、30mmになるとこのようになります。」
写真では伝わりにくいですが、長靴を履きたいと感じるくらいの雨が降っています。
「では、土砂降りの100mmにしてみます。」
「あっ、カエルが落ちたっ!!」
「もう一匹も落ちたっ!!!!笑」
「100mmレベルの降雨量になると、カエルもひっくりカエルようです。」
「・・・。
雨だけに、このダジャレは水に流しましょう。」
「うまい!座布団一枚!」
この他にも、
住んでいる地域のハザードマップ(土砂災害・水害に関する危険予想箇所図)が確認できるモニターや
3Dメガネを掛けて日本周辺の海底地形図が見れるコーナー
防災時に必要なグッズがまとまったチェックリストが配布されているなど、防災について様々な体験ができ、多くの知識を身に付けることが出来ました。
いかがでしたでしょうか?
防災センターでの様々な体験を通じて、災害から身を護るには一人ひとりが防災力を身につけておくことが必要だと改めて感じました。
なお、今回ご紹介したのは神戸にある「人と防災未来センター」ですが、防災について学びんだり体験したりできる施設は全国各地にあります。「市民防災ラボ(http://bosailabo.jp/research/museum.htm)」というサイトに掲載されていますので、一度チェックしてみて下さい。
近年、大きな災害が全国各地で起こっているため、防災は国民の義務と言っても過言ではありません。皆さんもこの機会に一度防災センターに足を運んだり、防災訓練を行うなどして、防災について学び、備えておきましょう。
それでは、また次回もお楽しみに!
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