つぼ博士のツボ講座:喉の痛み、乾燥を緩和するツボ「魚際」
諸君!日に日に涼しさが増し、秋らしくなってきたが元気に過ごしておるかのぉ。
秋は過ごしやすい季節じゃが、朝晩の冷えで風邪をひいたり、乾燥で喉の調子が悪くなるといった体調不良に陥りやすくなるぞ。
今回は、そんな喉の痛みや乾燥におすすめのツボ「魚際(ぎょさい)」を紹介するぞ!
ツボの効果
魚際は喉の痛み、声が出にくい、咳が出るといった喉のトラブルを緩和してくれるツボじゃ。消化器や呼吸器を通る「肺経」のツボの一つである魚際は、咳が伴う風邪にピッタリなのじゃ。
魚際を押すことで、喉や肺の熱を緩和し呼吸を楽にしてくれるぞ。他にも、胃の不調や手から肩にかけてのだるさなどにも効果的じゃ。
また、イライラし呼吸が浅くなっている時に、魚際を押すことで呼吸を整えてくれ、気持ちを落ち着かせることができるぞ。
ツボの探し方
魚際は親指の付け根の膨らみにあるツボじゃ。丁度膨らみの真ん中あたり、親指の骨の際にあるぞ。
見つけられない!という時は、親指の付け根のふくらみを親指の骨に沿って押していくのじゃ。痛みを感じた部分が、魚際のツボじゃ!
喉の痛みがあるときは、特に痛みを感じるぞ。
ツボの押し方
魚際は反対の手の親指を使ってツボ押ししていくぞ。力をいれるときについつい爪を立ててしまいがちじゃが、親指の腹で押すことを意識するのじゃ。
うまく押せない場合は、反対の手の親指と人差し指で、親指の付け根のふくらみを挟むようにしてツボ押しするのじゃ。親指の腹をピタッとつけ、円を描くようにほぐせば、力をいれなくても気持ちよくツボ押しができるぞ!
いかがじゃったかの?
喉の痛みだけだからといって、放っておくと発熱することもあるぞ!熱でつらい思いをする前に、喉の調子が変だなと気が付いた時に、ツボ押しやうがい、マスクをするなど早めに対策をしておくことが大切じゃぞ。
喉の痛みを撃退じゃ!
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