つらい目のかゆみ、鼻づまりに。すぐにできる花粉症対策
寒さも和らぎ、暖かくなってきましたね。過ごしやすい日が続くのは嬉しいことですが、この時期は花粉症に悩まれる方も多いのではないでしょうか?
今年2018年は、昨年より全国的に花粉飛散量が多いとされており、東北から関東にかけては昨年の3~4倍といわれています。
今回は、花粉症を悪化させないためにすぐにできる花粉対策をご紹介いたします。
マスク、めがねをする
花粉でお悩みの方なら、すでにマスクをされている方も多いかと思います。マスクを着用すると、していないときと比べ70%以上の花粉量がカットされるといわれています。
この数値は通常のマスクの場合ですが、花粉用のマスクを着用することでより花粉を防ぐことができます。マスクを着用するときはしっかり鼻まで覆い、マスクと顔の間に隙間が空かないようにすることがポイントです。
また、眼鏡をかけるのも効果があります。特にコンタクトの場合花粉がコンタクトに付着しやすいため、かゆみや充血が酷くなることがあります。
最近は、くもりにくくお洒落なデザインの花粉防止眼鏡も販売されています。花粉防止眼鏡より、花粉を防ぐ効果は劣りますが、通常の眼鏡も花粉の付着を防いでくれます。花粉の時期は気分転換に、コンタクトから眼鏡に変えてみるのもいいかもしれません。
花粉が付着しにくい衣類を着用する
花粉を室内に持ち込まないよう、花粉が付着しにくい素材の衣類を着用しましょう。ポリエステルや綿、シルクなどのつるつるした素材は、花粉がつきにくいといわれています。同じポリエステルでも、フリースのような毛羽立ちのある素材は花粉が付着しやすいので避けましょう。
花粉は静電気により衣類に付着します。そのため、他の衣類と擦れるコートの裾やカバンと擦れるふくらはぎ付近は、花粉が付着しやすとされています。静電気を防ぐためには、柔軟剤を使用すると良いでしょう。柔軟剤には衣類をふんわりさせる効果だけでなく、静電気の発生を抑える効果もあります。また、スプレーするだけで静電気を防ぐ「静電気防止スプレー」も手軽に花粉対策ができるのでお勧めです。
室内に入るときは、手で花粉を払うだけでなく粘着ローラーを使用し、花粉を持ち込まないようにしましょう。
手洗い、うがい、洗顔をする
外出後は、しっかり手洗い・うがいを行いましょう。うがいを行うことで喉の粘膜についた花粉を洗い流すことができます。また目や鼻などの粘膜だけでなく顔にも花粉が付着しているので、帰宅したら洗顔も行いましょう。顔についた花粉を洗い流すことで、目や鼻の症状も和らぎスッキリします。花粉は目のかゆみ、鼻づまりだけでなく、敏感な顔の皮膚に付着することで肌荒れも引き起こします。女性は、いつもより早くメイクを落とすよう心がけましょう。
外出時は帽子をかぶる
外出時に、帽子をかぶることで花粉の付着を防ぐことができます。髪の長い方は束ねて、できるだけ空気中の花粉に触れる面積を減らしましょう。
帰宅したら、花粉が付着した帽子はなるべく室内に持ち込まないようにしましょう。また髪をブラッシングし花粉を落とすことも忘れず行いましょう。
換気は朝か夜に行う
室内にできるだけ花粉を入れないよう、花粉の多い日は窓を開けないようにしましょう。換気をする場合は、花粉の少ない朝か夜に行います。ただし風の強い日の換気は避けた方が良いでしょう。
こまめに掃除を行う
どれだけ対策をしていても、全ての花粉を室内に入れないようにすることは困難です。室内に入ってしまった花粉はできるだけ早く除去することが大切です。
就寝時、空気中の花粉は徐々に落ち床に積もっていきます。床に積もった花粉が空気中に舞う前に、掃除は朝一番に行いましょう。花粉が飛び散らないように、優しくふき掃除を行ってから掃除機をかけましょう。
加湿器を使う
加湿器を使い、適度に湿度を保つことで空気中に花粉が舞うのを防ぎます。水分を吸った花粉は質量が重くなるため、床に落ちていきます。40〜60%を目安に湿度を保ち、床に落ちた花粉を掃除するようにしましょう。
いかがでしたか?日本では3人に1人が花粉症を発症しているといわれています。特に今の時期は花粉が最も多く、花粉は5月ごろまで飛び続けます。今回ご紹介した花粉対策をしっかり行い、この辛い時期を乗り越えましょう!
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