回想法で脳が活性化されるのか社員に実験してみた。【連載コラムVol.3】
こんにちは、あーみんです!
連載コラム第3弾です。
レイス治療院では、毎月ご利用者様に健康体操や脳トレなどを掲載している「レイスだより」をリリースしているのですが、先日レイスだよりをご覧いただいているご利用者様から・・・
なんと!
お手紙をいただきましたー!
ありがとうございます!
お手紙の内容は、
「レイスだよりの回想法認知症予防を読んで、私は日記を見て顧みることにしました。」というメッセージとともに、過去を回想したエピソードが添えられていました。
レイスだよりを読んでいただいているだけでも嬉しいのですが、回想法を実践していただいた上に、お手紙まで書いて下さるなんて…
毎月、上司にダメ出しされながら作っているレイスだよりですが、このお手紙一つで報われます。
ところで皆さん、回想法ってどんな効果があるのかご存知ですか?
回想法とは、記憶をさかのぼり思い出や経験を話す一種の心理療法です。
思い出したり、誰かに話すことで脳が活性化され、認知症予防に繋がると近年注目を集めています。
「百閒は一見にしかず」ということで、回想法によって脳が活性化されるのかどうかを、社員を使って実験してみたいと思います。
実験内容は3つ。
- 幼少期を回想してもらうことで、口数が増えたり感情が豊かになるのか。
- 音楽による回想法は効果的か。
- モノによる回想法は効果的か。
では、暇そうにしている社員に突撃インタビューをしてみたいと思います。
「ライケン先輩、暇そうにしているので質問してもいいですか?」
「暇じゃねーよ!しかも、このくだり、Vo.1と一緒じゃねーかよ!」
「ライケン先輩、怖い…。」
「私はただ、ライケン先輩とおしゃべりしたかっただけなのに…。」
「おっ、おいっ、こんなところで泣かんといてくれよ。ちょっと言い過ぎ・・・」
「ばぁ!」
「お前、ふざけるなよ!」
「あはは!ライケン先輩は騙されやすいタイプですね。」
「お前、マジでしばいたるからなっ!」
「ライケン先輩との絡みはこのくらいにして、隣にいる情熱太郎で実験してみたいと思います。」
呼び名:情熱太郎
性格:純粋で情熱的な男
休日の過ごし方:散歩、読書、野球観戦
好きな食べ物:逆境、プレッシャー、己を奮い立たせる名言
座右の銘:100%は当たり前、101%からが男前。
あーみんと同期でライケンの部下である山口県出身の情熱太郎。非常に真面目で優しい性格であり、周りからイジられ愛されるタイプ。その一方で、異常なほどに成長意欲が高く、周囲が失笑するほどアツい発言や行動が随所に表れる。
仕事に対しても熱心で、アツい想いと誠実な対応で社内・社外ともに厚い信頼を得ている。
呼び名:情熱太郎
性格:純粋で情熱的な男
休日の過ごし方:散歩、読書、野球観戦
好物:逆境、プレッシャー、己を奮い立たせる名言
座右の銘:100%は当たり前、101%からが男前。
あーみんと同期でライケンの部下である山口県出身の情熱太郎。非常に真面目で優しい性格であり、周りからイジられ愛されるタイプ。その一方で、異常なほどに成長意欲が高く、周囲が失笑するほどアツい発言や行動が随所に表れる。
仕事に対しても熱心で、アツい想いと誠実な対応で社内・社外ともに厚い信頼を得ている。
【実験① 幼少期を回想してもらうことで、口数が増えたり感情が豊かになるのか。】
「情熱太郎~!突然だけど、情熱太郎は幼稚園とか小学生の時はどんな遊びをしていたの?」
「小学生の時?唐突な質問だなぁ。そうだな~。
戦隊ごっこをよくしていたね。給食を早く食べた人がいい役(レッド)になれて、机と椅子でバリケードを作って友達とよく戦ってたわ。」
「学校帰りもそのまま戦隊ごっこしながら家まで帰っていたね。」
※写真は情熱太郎が小学生の時
「ザ・男の子って感じの遊びだね!じゃあ、この中で昔していた遊びはある?よね?」
「うわ~やってたやってた!缶蹴り!ケイドロ!じゃんけんグリコも学校帰りによくやってたわ~!」
「うんうん。」
「扇風機に向かって「あー」とか懐かしー!これはみんなやっていたんじゃない?笑
靴下丸めてドーナッツ靴下も今考えたら意味わからんけど、よくやってたわー!」
「下敷きで静電気も、小学校の授業中にこんな感じで髪の毛をこすって遊んだりして、先生に怒られた記憶がある!」
「今の髪型も、静電気で立ち上がっているみたいになっているけどね。」
「たしかに(笑)あーみん、突っ込み鋭いね。」
「まあね。他はどう?」
「電気スイッチの紐でボクシングもよくやってたわー!」
たまに紐が指に挟まって電気が消えて、親に怒られたりしてたわ~!
チャンバラは新聞紙ではなく木の枝でやってたわ~!あ~懐かしい!」
(情熱太郎、かなり饒舌で感情豊かになっているわね)
【実験② 音楽による回想法は効果的か。】
「じゃあ続いて、この中に昔よく聞いていた童謡とか歌っていた曲はある?」
「あー懐かしい!知っている曲ばっかりだわ~!
幸せなら手を叩こう懐かしいっ!
小学校低学年のころ、クラスで良く歌ってたわ~!
南の島のハメハメハ大王も良く歌ってたわ~!”ハメハメハ”を”かめはめ波”に変えて歌ってたわ~。
モルダウは中学校三年の時の合唱発表会で歌ったね~!」
「そーなんだ!せっかくだからスマホで聞かせてあげるよ」
(曲目をクリックするとYoutubeで曲が流れます。懐かしい曲があれば是非お聞き下さい。)
□ 1年生になったら
□ おお牧場はみどり
□ 犬のおまわりさん
□ クラリネットをこわしちゃった
□ 幸せなら手をたたこう
□ 南の島のハメハメハ大王
□ 小さい秋見つけた
□ 切手のない贈り物
□ 春(滝廉太郎)
□ 手の平を太陽に
□ あの素晴らしい愛をもう一度
□ 翼をください
□ モルダウ
□ 涙をこえて
□ マイバラード
□ 夢の世界を
□ 親知らず子知らず
□ 怪獣のバラード
□ エーデルワイス
□ Let’s search for Tomorrow
「うわー!そうそう!こんなイントロ!うわ~懐かしいな!」
(童謡・合唱曲もかなり効果的なようだ)
【実験③ モノによる回想法は効果的か。】
「じゃあ続いて、」
「じゃじゃーん!小さい頃よく食べていたと思われる駄菓子!」
「おおっ!懐かし~!ココアシガレット!友達と一緒にこれを口にくわえて、たばこを吸っているモノマネを良くしたわ~!」
「うぉぉぉ!ぶ、ぶ、ぶ、ぶためん!今すぐ食べたい!これ、めっちゃ好きだったわ~!」
(今日一番テンションあがっているわ。)
「じゃあ最後に、この封筒の中に懐かしい写真を1枚入れているんだけど、その写真を見て何か思い出すエピソードがあれば教えてもらってもいい?」
「え?なになに?」
「うぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーいっ!!!」
「ちょちょちょ!ちょっと待って!この写真、年始早々に振られた俺の元カノじゃん!
なぜ、あーみんがこの写真を持っている!?」
「ふふふっ。」
「忘れかけていたのにー!くーっ!」
「回想法、やられた…。ぐはっ!」
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社員に回想法を実験してみて分かったこと
- 回想法は脳に刺激を与えることができるため、認知症予防にも期待できる。
- 昔話を話す側は饒舌になり感情が非常に豊かになる。聞く側も心を開いてくれてると感じるため、お互いの心の距離を縮めることができる。
- 写真やモノを見せたり、具体的な例を挙げることで、より昔を思い出しやすくなる。
- 回想する内容によって、気分の浮き沈みや心が不安定になるので注意が必要。(情熱太郎を参考)
いかがでしたでしょうか?
今回の実験は社員で行ったため、認知症の方ではありませんが、過去を思い出すことで脳に刺激をもたらすことが分かりました。また、情熱太郎はまだ20代なので、今回ご紹介したアイテムに物足りなさを感じた方もいらっしゃるかと思いますので、回想される方の年代に合わせた事例やアイテムを使われることをお勧めします。
皆さんも是非一度、過去を思い出してみましょう。
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