健康コラム :熱中症にご注意!!
ますます暑さが厳しくなり夏本番となってまいりましたが皆さん熱中症対策はしていますか??
外出時だけでなく、室内でも起こりうる熱中症。今回は、そんな熱中症についてご紹介いたします!
◆なんで熱中症になるの?
人の身体は暑さを感じると、汗を出します。汗が蒸発するとき、一緒に身体の熱を外に逃がすことで体温を下げる働きがあるのです。
しかし、あまりにも気温が高くなるとこの働きが上手く機能しなくなり、体温が身体にこもったままになってしまいます。これが熱中症になるメカニズムです。
◆こんな症状になったらご注意!
熱中症の症状としては、めまい・立ちくらみ・身体に力が入らない・吐き気・頭痛などがあります。意識が朦朧としたり痙攣が起こったり、自分で水分補給ができなくなった場合はかなり危険です。
少しでもおかしいと感じたら涼しい場所に移動し、水分・塩分補給をしっかりと行ってください。
◆高齢者に多い熱中症
総務省消防庁では平成22年~平成27年までの熱中症による救急搬送者のうち、5割近くを高齢者が占めていると発表しています。高齢になると体温の調節機能が低下したり、のどの渇きを感じにくなったりと身体的に熱中症にかかりやすくなります。
また、エアコンをつけずに室内にいたり、トイレが近くなるからといって水分をとらない方が多いことも、高齢者が室内でも熱中症になりやすい要因といえます。室内だからといって油断は禁物です!
◆熱中症対策 熱中症対策として以下のポイントを意識しましょう!
1、部屋の温度をこまめにチェックする
高温多湿にならないよう扇風機などを上手く活用しましょう。
2、こまめに水分補給をする
利尿作用のあるお茶やコーヒーより、水やスポーツドリンクを飲みましょう。
3、急激な気温の変化に気をつける
涼しい室内から外に出るときは特に注意しましょう。
4、外出時は締め付けの少ない涼しい服装を心がける
汗など水分を吸収しやすい素材で、通気性や速乾性が高い服を着るようにしましょう。
以上のポイントを心がけ、暑い夏を乗り切ってまいりましょう!!
本部からのお知らせ一覧へ
サイトトップへ