私は3年前の2月から献血を始めました。

ちょうど50歳になった誕生月です。会社を希望退職して一年経ち、体重が標準に近くなった頃です。何か新しいことをしようという思いがありました。

会社の健康診断では血液検査をするときに血管の場所が分からずに何度も注射針を刺されて痛い思いをしました。　しかしおかげさまで初めての献血の時には一発で採血できて痛みも感じませんでした。　痛点に当たるかどうかがポイントであり、痛点は目に見えないので痛いかどうかは運任せのようです。　幸いなことに10回の献血で痛みを感じることはありませんでした。

最初は献血に制約があることが分かりませんでした。　年間の採血は1200ml以下であり、また、献血可能年齢というのもあって上限は70歳なんだそうです。

私は50歳から年三回3月9月12月に献血しているのでこのままのペースを保つと、20年後の69歳の12月に60回目の献血をしてそれを最後に献血を卒業することになります。　たまたまですがちょうど切りが良い数字です。　そこまであっという間のような気もしますし、実際に今後17年間このペースを保つことができたとしたならすごいことのようにも思います。

70歳はいわゆる前期高齢者であり、90歳で句会に参加する方もいらっしゃいますので献血卒業後もまだまだです。　ですが卒業前後で同じ句は詠めません。

悔いの残らないよう　たんたんと60回達成したいと思います。

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