旋回の気の置けぬ友紀元節 彰久
私はワーリング瞑想が好きです。ワーリング瞑想というのは、こまのように回転する瞑想です。
映画「ちはやふる」の中で、奏が「ちはやぶる」と「荒ぶる」を対比して、こまの動きに喩えて違いを説明していました。 どちらも勢いがあるのは同じですが、不安定なのが「荒ぶる」、軸が定まって一見止まっているかのように見えて近づくものを跳ね返してしまうのが「ちはやぶる」です。
ワーリング瞑想をすることで中心軸を定めることができます。
しかし、ちょっとしたコツが必要で、それを知らないでやると途中で具合が悪くなります。
私は大学時代にある本でワーリング瞑想の存在を知り、いつかやってみたいと憧れていました。
実際にチャレンジしたのは16年前。 最初の15分間は気持ち良く回れましたが、40分間回り続けることはできませんでした。 チャレンジ3回目にしてやっとフルに回れて、達成感や充実感を感じることができました。 その後は中断せずに回れるようになりましたが、それでも少しでも油断すると動きが不安定になり具合が悪くなるので気を抜けないことがこの瞑想の面白さの一つだと思います。
ここ数年はワーリング瞑想をする機会がなく、そのかわりにスワイショウでんでん太鼓を家で毎日行っています。
先日、建国記念の日(紀元節)に久しぶりにワーリングを行う機会があり、あらためて基本から習いました。
一緒に参加した人たちは初めてワーリングを行う人もいましたが、皆さんフレンドリーでとても良い会でした。
旋回の気の置けぬ友 紀元節 彰久
「気が置けない」という言葉の意味は、気を使わなくて良い関係という意味ですが、なんとなくこまの動きにマッチするような気がしてこの俳句を詠んでみました。
ワーリング瞑想、もしよろしければ体験してみませんか?
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