平成を繋ぐ襷や初明り
私は毎月句会に参加しています。
ほっと安心カフェすみれの代表に誘われたのがきっかけです。
最初は見学だけのつもりでした。昨年1月に何の準備もせずに参加し、せっかくだから自分でも俳句を作ってみたら?と言われましたが、季語を探すのが精一杯でした。
もう一度来てみたら?と言われ今度はちゃんと俳句を作った上で参加しました。
初めてにしてはいいじゃない?と褒められたので調子に乗って一年間継続してきました。
ちょうどきりが良いので、この一年間を振り返る意味で一句ずつ選んでみます。
2018年
2月:二の午や豊川稲荷の忘れ物
3月:春疾風暑さを置きて過ぎ去れり
4月:清明の成長期して正坐する
5月:猫男子朝寝するから場所空けて
6月:小満や父の手紙にほつとする
7月:夏至の日や視線逸らしてひとりごと
8月:立秋や集ひし猫に風立ちぬ
9月:温かな何か欲する白露かな
10月:故郷の余震の続く寒露かな
11月:掛布団の上に猫猫脇に猫
12月:寒鰤の捌かれる身の潔し
2019年
1月:平成を繋ぐ襷や初明り
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