健康寿命をのばすには? ~筋力アップの必要性に気付く~
私は百人町アパートの集会室で開催しているほっと安心カフェのボランティアスタッフをしています。
先日、地域安心カフェボランティアフォローアップ研修に参加しました。
1月28日午後2時から4時まで区役所本庁舎11会議室にて「健康長寿の秘訣~筋力アップと地域づくり~」というテーマで、今後カフェで役立つとても有意義な内容でした。
老年症候群の70%は、関節疾患、骨折・転倒、高齢による衰弱です。
健康寿命を延ばすには、筋力アップや関節の可動域を広げることが重要です。
歩く速さが1.1m/秒以下(目安として信号が変わる前に横断歩道を渡ることができない人)のうち35%は
4年後に生活機能を維持できません。逆に足腰が丈夫な人は要介護になりにくいです。
ルーの3原則
・使わなければ退化する。
・使いすぎたら破壊する。
・適度に使えば発達する。
というのがあります。
年をとるとあまり無理をしないように身体を動かさなくなりがちです。高齢者はむしろ筋力トレーニングによる伸び代が大きいです。
健康寿命を延ばすために、筋力アップの必要性に気付く方法を二つご紹介いたします。
1.指わっかテスト
右足のふくらはぎの一番太いところを探します。
右手の親指と左手の親指の指先どうしをつけて、ふくらはぎの一番太いところに当てます。
そのままふくらはぎをつかむように、右手の人差し指と左手の人差し指の指先をつけてください。
指先はつきますか?
指先がついて隙間ができる人はサルコベニア(筋肉が弱くなる)のリスクが高いです。
左足のふくらはぎも同様に確認します。
2.腕をゆっくりと上げる
椅子に腰かけて、右腕を脱力して自然に肩からぶら下げます。
右腕をゆっくりと前方に上げていきます。
重くなったところで止めてください。
どこまで上がりましたか?
左腕も同様に確認します。
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