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症状・傷病

風邪や喘息と間違えやすい?!高齢者に多い肺炎の症状と予防法について

日本人の死因の第3位である「肺炎」。そのうち9割が65歳以上の高齢者と言われています。(厚生労働省平成27年度人口動態統計月報年計)
高齢になると免疫力が年々低下し、ちょっとした体調不良が肺炎の原因となります。肺炎に気が付かず症状が悪化し、呼吸困難に陥る危険性もあります。
今回は、肺炎の症状と予防法についてご紹介いたします。

1. 肺炎って?(肺炎のメカニズムと原因)

肺炎は、細菌やウイルスなどが肺に入りこみ炎症を起こす病気です。
私たちの身体は細菌が入ってきたとき、細菌を身体の外に排出する機能が備わっています。のどや鼻の粘膜で大きな粒子の細菌を除去し、通過した小さな粒子は気管に生えている線毛が捕らえて外に排出します。
通常はこの仕組みがあるため、肺に細菌が入ってくることはありません。しかし、免疫力が低下すると、この仕組みが上手く機能せず肺にまで細菌が達してしまうことがあります。そのため、免疫力が弱い子供や高齢者は肺炎にかかりやすいといわれているのです。

ほかにも下記のような方が肺炎にかかりやすいといわれています。

  • 糖尿病、慢性腎不全などの持病のある方
  • 喫煙者 
  • アルコール摂取が多い方
  • ステロイド薬などの免疫が抑制される薬を内服されている方 

いずれも免疫力が低下し、肺炎にかかりやすい状態の方です。また、風邪やインフルエンザにかかり、そのまま肺炎にかかってしまう方もいらっしゃいます。
肺炎は誰にでも起こりうる可能性のある病気なのです。

■夏も肺炎にご注意!

ウイルスが蔓延する冬に多そうなイメージの肺炎ですが、夏にかかる「夏型過敏性肺炎」も近年増加しています。
「夏型過敏性肺炎」は空気中の「トリコスポロン」というカビを吸い込むことで、肺にカビ菌が付着し、肺に炎症が起こります。夏型の肺炎は高温多湿な日本で多く見られる肺炎です。日ごろ室内に長時間いることの多い、主婦や高齢者に多くみられます。原因となるカビ菌がいない屋外に外出すると症状が緩和されることがあるのが特徴です。

2. 肺炎の症状

肺炎の主な症状は、長引く咳、発熱、身体のだるさなど風邪の症状とよく似ています。

■肺炎の症状

  • 激しい咳
  • 38度以上の高熱
  • 倦怠感
  • 胸の痛み
  • 悪寒
  • 息切れ、息苦しさ
  • 筋肉や関節の痛み
  • 食欲不振
  • 頭痛
  • 膿状の痰
  • 顔色が悪い
  • 吐き気
  • 耳の痛み

風邪と判断されがちな肺炎ですが、風邪の場合1週間程度で症状が緩和します。しかし、肺炎の場合は高熱や激しい咳、膿状の痰がでるといった症状が一週間以上続きます。のど、鼻、気管で炎症を起こしている風邪とは違い、肺で炎症を起こしているため、細菌を除去する為の反応である症状が激しく現れるのです。

ただし、高齢者の場合は身体機能の低下により、高熱などの目立った症状が出ないこともあります。呼吸が浅い、息切れが激しい、食欲不振がしばらく続いているなど、いつもの様子と違うようであれば、1度主治医に診てもらうようにしましょう。

3. 肺炎の予防法

肺炎を予防するには、免疫力を向上させる、細菌やウイルスを体内に取り込まないようにするなどといった方法があります。ここでは、肺炎の予防法をいくつかご紹介いたします。

・うがい、手洗いを徹底する

細菌やウイルスを体内に取り込まないためにも、外出後は手洗い・うがいを徹底しましょう。手を洗うときは手のひら、手の甲だけでなく指や爪もしっかり洗うように意識しましょう。細菌が付着しやすい喉の粘膜はうがいをしっかり行い、洗い流すようにしましょう。

・口腔内を綺麗にしておく

歯磨きをしっかり行い、口腔内を細菌の少ない綺麗な状態を保つようにしましょう。虫歯や歯周病が肺炎の原因となる場合もあります。きちんと治療をしておきましょう。
また、就寝時は細菌が繁殖しやすくなります。就寝前の口腔ケアはしっかり行いましょう。

・規則正しい生活、バランスの良い食事を心がける

規則正しい生活、適度な運動、バランスの良い食事を心がけ、免疫力を向上させましょう。不規則な生活は免疫力低下の原因となり、肺炎だけでなく様々な病気を引き起こします。
普段から健康に気をつけることが肺炎予防に繋がるのです。

・掃除を小まめに行う

肺炎の原因の一つである室内の細菌を増やさない為にも、小まめに掃除を行いましょう。夏場は、カビなどの雑菌が発生しやすい水回りや木製の床、窓枠などには注意が必要です。また、エアコンのフィルターはカビが発生しやすいので、シーズンごとに掃除を行うようにしましょう。

・湿度に気をつける

室内を加湿器などで適度な湿度に保つことで、細菌の繁殖を防ぐことができます。室内が乾燥していると、空気中に細菌が浮遊し始めます。そのため、乾燥しやすい冬は風邪やインフルエンザが流行るのです。ただし、湿度を高くしすぎるとカビの原因となるので注意が必要です。部屋の湿度は50~60%を目安に調整するようにしましょう。

4. まとめ

■ 日本人の死因第3位の肺炎。9割が65歳以上の高齢者。
■ 肺炎はウイルスや細菌が肺に入り炎症を起こすことで発症する。
■風邪の症状に似ている肺炎だが、1週間以上続く咳、高熱、膿状の痰が出るなどの症状がある場合、肺炎の可能性があるので注意が必要。
■高齢者の場合、目立った症状がでないこともある。

いかがでしたか?肺炎と風邪の症状は似ていますが、肺炎は死に至る危険もあります。これから寒くなり、風邪が流行り出す季節です。本当にただの風邪なのか、しっかりと見極めて少しでも異変を感じたら、主治医に診てもらうようにしましょう。

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