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症状・傷病

高齢者の貧血の原因とその症状。予防するには食事と運動がポイント!

貧血といえば女性に多いイメージですが、日本は貧血の多い国といわれるほど老若男女関わらず、貧血で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。高齢者の場合、鉄分不足だけでなく病気が原因で貧血になっていることもあります。
今回は、高齢者の貧血の症状やその原因についてご紹介いたします。

1.貧血とは

貧血とは、血液中の赤血球の赤い色素である「ヘモグロビン」が不足した状態のことをいいます。ヘモグロビンは鉄とタンパク質でできており、この鉄と酸素が結びつき全身に酸素を運ぶ役割を果たしています。ヘモグロビンが減少すると、酸素の供給が上手くいかなくなり体内が酸素不足になり様々な症状を引き起こします。
 
貧血は血液中のヘモグロビンの濃度で判断されます。15歳以上の男性なら13.0g/dl以下、女性なら12.0g/gl以下なら貧血と定義されています。65歳以上の高齢者になると、男女とも11g/dl以下が当てはまります。

2. 貧血の症状

貧血の症状として立ちくらみが有名ですが、以下のような様々な症状が現れます。

  • 立ちくらみ
  • 息切れ
  • 動悸
  • 倦怠感
  • 顔面蒼白
  • 食欲不振、吐き気
  • 耳鳴り
  • 胸の痛み


酸素不足を解消するため、心臓が血液を沢山送り込もうとして動悸・息切れが起こります。ひどい場合、呼吸困難に陥ることもあります。

様々な症状が現れる貧血ですが、高齢者の半数以上は自覚症状がなく、貧血に気が付きません。知らないうちにヘモグロビン濃度が基準値以下になっているケースも少なくありません。

高齢になると動機や息切れ、疲れやすいといった症状は、貧血でなくても運動量が減っている為日常的に起こりやすくなります。貧血の症状が現れたとしても「少し動いたから息切れが起こった」「歳だから疲れやすい」と考えてしまいます。
また緩やかに進行する貧血は、立ちくらみといった症状が現れないということも貧血に気が付かない理由の1つです。

2. 高齢者の貧血の原因

貧血の原因は食生活の乱れによる鉄分の不足や、女性では月経による血液の不足などがあります。しかし、高齢者の貧血で気を付けなければならないのが、病気が原因で起こる貧血です。

・病気が原因で起こる貧血

高齢者に最も多いといわれているのが、胃がんや大腸がん、胃潰瘍などの病気の二次症状として貧血が現れるケースです。病気が原因で消化器官から出血が起こり、血液不足に陥ります。この場合、ゆっくり継続的に出血が起こるため、立ちくらみといった分かりやすい症状はほとんどありません。便に血が混じる、黒色の便が出るといった場合は消化器官から出血している可能性がありますので、すぐに診察を受けるようにしましょう。

また腎疾患により、赤血球の生成を促すホルモンの分泌が減って起こる「腎性貧血」や、肺炎などの慢性疾患が原因で起こる「炎症性貧血」などもあります。

・鉄不足による貧血

病気だけでなく、鉄分不足による貧血にも注意が必要です。若い頃と比べ、歳を重ねると食事量が減少します。そのため、食事で得られる鉄分も減少します。
さらに、赤血球を生成する腎機能の低下、血液量の減少、鉄分を吸収する消化機能の低下など加齢が原因で貧血に陥りやすくなります。この場合も、加齢と共にゆっくり貧血が進行していくため、自覚症状がほとんどないとされています。

3.貧血の予防と対策

・原因となっている病気を治す

病気の二次症状として貧血が現れている場合は、原因となる病気をしっかり治療することで貧血も改善されます。

・鉄分豊富な食品を摂取する

高齢者は鉄分不足に陥りやすいので、鉄分が豊富な食品を摂取するよう心がけましょう。レバーや肉、魚などの動物性の食品には、体内に吸収されやすい鉄分が含まれています。赤色が濃いほど、鉄分が多く含まれているといわれており、牛肉やマグロ、かつおには多くの鉄分が含まれています。
大豆や海草、きのこ類などの植物性食品に含まれる鉄分は、動物性食品と比べると吸収率が低いといわれています。しかし、ビタミンCや動物性食品と一緒に食べることで吸収率を上げることができます。動物性食品、植物性食品共にバランスよく摂取するようにしましょう。
また、衰えた胃腸でも栄養素を吸収できるよう、細かく刻んで食べるとより良いとされています。

・適度に運動をする

高齢者になると、外出する機会が減るため運動量が自然と減ってしまいます。運動不足からあまり空腹を感じなくなり、どんどん食が細くなってしまいます。家で出来る運動やウォーキングなどを行い、適度に運動することを心がけましょう。

・健康診断を受ける

特に気になる体調の変化がない場合も、年に1度は健康診断を受けるようにしましょう。貧血かどうかわかるだけでなく、他の病気の早期発見にもつながります。

4. まとめ

■ ヘモグロビンが減少し体内に酸素を上手く運べなくなることで、様々な貧血の症状が現れる。
■ 高齢者の貧血の場合、自覚症状がないケースがある。
■ 鉄分の摂取不足だけでなく病気が原因で貧血が起こっていることがある。
■ 原因となっている病気を治療することで、貧血も改善する。

いかがでしたか?鉄分不足による貧血は、自身の食生活で改善することができます。しかし、病気が原因で起こる貧血はしっかり治療をしなければ改善されません。高齢者の貧血は、重大な病気が隠れている可能性がありますので十分に注意しましょう。
また自身では気が付きにくいので、健康診断を定期的に受けるようにしましょう。

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