入院や外出時にペットを預かってくれるペットシッターの紹介 サービス内容は?料金は?
年々ペットを飼う家庭は増えてきています。15歳以下の日本人口は約1600万人(平成28年 総務省発表)、犬と猫のペットの数は約2000万頭(平姓28年 一般社団法人ペットフード協会)なので将来的には学生よりもペットのほうが多いという状態が生まれるかも知れません。
そんな中でペットを飼っているお年寄りが体調を崩したり入院したりしてペットの世話に困るケースが増えてきています。そんなときにはペットシッターを利用するのが一つの方法です。
1.ペットシッターとは
赤ちゃんのお世話をするベビーシッターのように、ペットのお世話をする仕事がペットシッターです。
旅行や病気など何かの理由で飼い主がペットの世話を出来ないときにペットシッターに依頼して代わりに世話をしてもらうのが一般的な利用方法です。
2.ペットシッターの仕事内容
店舗によって異なりますが、ペットシッターの仕事内容は以下のようなものが一般的です。
- 散歩
- トイレの世話、掃除
- 餌やり
- ペットと遊ぶ
- ブラッシング
- 爪切り
- 歯磨き
- シャワー、お風呂
これらの中からして欲しいサービスやお世話してもらう時間を話し合って決めていきます。
店舗によってはどのような仕事をしたか、気づいたことはないかなど報告書を書いて、飼い主が後で確認できるようにするところもあるようです。
また本来の用途とは外れますが、家でペットの世話をしている間に留守を任せられるケースもあります。宅急便が来るけど外で用事を済ませたいなど、ちょっとした要件であれば相談次第では引き受けてくれます。
3.ペットシッターの料金
ペットシッターの料金は交通費・出張費込みで1時間2,000円~5,000円程度が一般的です。ペットの種類や大きさによっても料金が代わることがあります。犬の場合は小型犬の方が安く、大型犬は高くなる傾向があります。
4.ペットホテルと比べたときのメリット
ペットを代わりに世話してくれるサービスにはペットホテルというものもあります。ペットホテルと比べたときのペットシッターのメリットは次のようなものがあげられます。
- 必要なものだけを頼む事ができる
- 住み慣れた環境でペットが過ごせる
散歩だけを頼みたいといった要望をペットシッターは叶えることが出来ます。
不必要なサービスを行わないことで料金を抑えられます。
ペットホテルに連れていくと普段と違う環境になるためストレスで体調を崩すペットがいます。また車に揺れながらケージの中にいることも不調の原因になりえます。
ペットシッターであれば普段の家、散歩ルートですのでペットが安心して過ごすことが出来ます。
5.まとめ
- ペットシッターとはペットのお世話を代わりにしてくれる仕事
- 旅行や病気などで世話が出来ないときに使うのがおすすめ
- 料金は交通費込みで1時間あたり2,000円~5,000円が一般的
- ペットホテルと比べて必要なサービスのみを選べるため安く出来る、住み慣れた環境でペットが過ごせるというメリットがある
特に一人暮らしの高齢の方でペットを飼われている場合、自分が病気やケガで入院することになったら、ペットの世話をどうしたらいいだろうと悩むことがあるかと思います。
ペットシッターを頼ることはその問題の解決策として有効な手段です。
ペットのためにも身近にペットシッターを頼める人や業者がいないか探してみるのはいかがでしょうか。
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