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家族が知っておくべき介護知識

高齢者(お年寄り)にやさしいバリアフリー住宅へのリフォームへのポイント。補助金の対象になるケースもご紹介します。

内閣府から発表されている高齢社会白書(2016年版)によると、高齢者による事故の7割近くが住宅内という結果が発表されています。今回は、そのような事故を避けるためにもお年寄りにも優しい住宅に改装するためのポイントと、補助金が使えるケースについてご紹介いたします。

1.そもそもバリアフリーとは

体に障がいがある方や高齢者が生活する上で、「バリア=障害物」「フリー=ない」という意味で、由来は1974年6月に国連障害者生活環境専門家会議において、『バリアフリーデザイン』という報告書が作成され、バリアフリーという言葉が誕生しました。
現在では、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(通称:バリアフリー新法)により、公共交通機関の建物・車両、大規模なビル・ホテル・飲食店などでは、通路の幅の規定・車椅子用のトイレの設置・目の不自由な人にも優しいエレベーターの設置などの努力義務(特別特定建築物では適合義務)が設けられています。

2.住宅のバリアフリーリフォームのポイント

ここでは、体に障がいがある方や、高齢者が生活しやすい住宅にリフォームするためのポイントをいくつかご紹介させていただきます。

  • 段差をなくす
  • 段差があると、そこに引っかかってしまい転倒して怪我をしてしまうケースが多いため、なるべく家の中の段差は少なくなるように改修を行います。玄関から廊下の間、部屋と廊下の間、お風呂の入り口などが挙げられます。お風呂の浴槽への高さも下げておくと、入浴時にまたごうとして転倒するという事故の防止につながります。

  • 手すり
  • 階段などで体を支えるために設置します。「老後のために早めの設置を」と勧められるケースもあるかもしれませんが、その時になってみないと高さや、右側・左側のどちらに設置するのが適切か(右利きなので右につけたが、脳梗塞などで右手が麻痺してしまい、左側に必要になるなど)分からないことがあるため、必要になってからの設置が望ましいです。

  • 滑りにくい床
  • 普段は滑らない床でも濡れていたり、スリッパの裏にほこりがついていたりして、滑って転倒してしまうケースもみられます。バリアフリー素材としては、滑りにくい上に、クッション性も高く、転倒時に怪我の防止にもなるコルクが人気です。

  • ドア
  • ドアには、ノブを回して開閉するタイプの「開き戸」と横にスライドさせて開閉するタイプの「引き戸」の2種類があります。
    開き戸はノブを回す(下げる)力が必要・開いたドアをよける動作が必要になります。強風が吹いたときなどに突然バタンッとしまる危険があるなどの理由から、バリアフリー住宅では引き戸にする場合が多いです。
    3枚開きの引き戸であれば、1枚1枚のドアの重さが軽くなるため楽に開く事ができる上に、ドアを広く開くことが出来るため、車椅子でもスムーズに通ることができます。

  • 蛇口
  • ドアノブと同じで、掴んで回すという動作は意外と大変なため、バリアフリー住宅ではレバー式にする場合が多いです。最近は、手をかざすだけで水が出るセンサー式の蛇口も注目を集めています。

3.高齢者のためのバリアフリーリフォームに対する補助金

高齢者のためのリフォームには補助金が出るケースがあります。ここでは補助金の内容と、どのような改修が対象になるのかをご紹介します。

  • 補助金の内容
  • 介護保険には、上限を20万として住宅リフォームにかかった費用の9割(一定以上の所得のある人・世帯は8割)を介護保険で負担してくれる制度があります。原則は20万までですが、転居した場合や、要介護度が3段階以上上がった場合は、再度20万円まで利用する事ができます。

  • 対象となる条件
  • 補助を利用するためには下記のような条件があります。
    □要介護認定を受けている
    □要介護認定を受けている本人が住んでいる家の改修である
    □対象となる住宅改修である

  • 対象となる住宅改修
  • 補助の対象となる住宅改修は下記のような内容になります。
    □手すりの取り付け
    □段差の解消
    □滑り防止のための通路面の素材変更
    □扉の取替え
    □トイレの改修

4.まとめ

  • 危険な箇所の改修をすることで家庭内での事故を防ぐ事ができる
  • 段差の解消などによる転倒防止や、車椅子でも通りやすいドアに変更する場合が多い
  • 介護保険で20万円まで住宅改修が補助されるため、少ない自己負担で行うことが出来る

高齢者の怪我の大半は家庭内で起きているため、家の中をもう一度点検して危険箇所には対策を施しましょう。介護保険を使えば少ない自己負担で住むため、家庭内で事故が起きてしまう前に、バリアフリーにリフォームされることをお勧めします。

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