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家族が知っておくべき介護知識

普及がすすむ認知症・高齢者の介護をしている人を表すマーク「介護マーク」。その内容と、その他の様々な助けを求めるマークについて紹介。

今回は、介護者が介護中であることを表す「介護マーク」の主旨と、事例、普及状況、入手方法のご紹介と、介護マークと同じように周囲からの助け・サポートを必要としている人がつけている様々なマークについてご紹介します。

1.介護者が介護中であることを表す介護マークの主旨

介護マークは、介護者が介護中である事を表すマークとして、平成23年4月に静岡県で誕生しました。明らかに介護をしていると分かる状態である場合は良いのですが、若年性の認知症の方の介護の場合などは、介護をしていると分かりにくいため、偏見や誤解を受けるケースも多いため、介護中であることをパッと見て分かってもらえるようにする事を目的としています。

2.介護の際に困っている事例

パッと見て介護中である事を分かってほしいケースとしては下記のようなものが上げられます。

  • トイレの介助
  • 介護用の広い個室トイレがある場合は良いですが、それがない場合に男性の介助者が女性のトイレ介助をする際に、女子トイレに入り驚かれたり冷ややかな目で見られたりすることがあり、介助中である事を分かって欲しいケースがあります。

  • 女性用の下着を買わなければならない
  • 男性の介助者が、女性用の下着を購入する際に下着コーナーにいると不審な目で見られる事があり、介助のために購入しに来ている事を分かって欲しいケースがあります。

  • 少しの間、見守っていて欲しい
  • 駅で切符を購入する際や、スーパーで購入した商品を袋詰めする際、少し目を離しただけでも認知症の高齢者はどこかに行ってしまう事があります。そのような場合に、近くにいる人に少しの間、見守っていてもらえるようにお願いする事があるのですが、要介護者の見た目が普通である場合は、分かってもらえないケースがあります。

3.普及状況

静岡県で始まった介護マークは、厚生労働省から全国の自治体へ通知されて全国に広まりつつあります。
静岡県が平成28年12月時点で確認した情報では、茨城県、栃木県、新潟県、長野県、岐阜県、愛知県、島根県、佐賀県は県単位で取り組んでおり(347市町村)、その他は自治体単位となりますが158の市区町村でも取組を実施しており、着実に全国に広まりつつあります。

4.入手方法

入手方法は自治体によって異なります。「データを配布するので自由に印刷して使ってください」という自治体もあれば、「悪用が懸念されるので、申請を必要とします」という自治体もあり対応は様々です。

5.周囲からの助け・サポートを必要としている人がつけている様々なマーク

介護マークの他にも助けを必要としている人がつけているマークがあります。知らないと見逃してしまうかもしれないので、ご紹介します。

  • ヘルプマーク
  • 東京都、京都府、青森県、徳島県、札幌市などが実施しています。
    内部障害、人工関節・義足や、難病の方、妊娠初期の方など見た目では分かりにくいが、手助けが必要な人に配布されます。身体機能などに特に基準がある訳ではありません。
    家族の方が取りに行っても配布してもらえます。

  • ハート・プラスマーク
  • このマークは、公的機関などが定めたマークではありませんが、外見では分からない内部障害・内臓疾患など持っている事を他の人にも分かってもらえるように作られました。
    特定非営利活動法人ハート・プラスの会のホームページからデータを印刷して使用してください。

  • 耳マーク(耳のシンボルマーク)
  • 一般社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が昭和50年に制定しました。聴覚障害は外見からは分かりにくいため、聞こえない事を相手に理解してもらうために聴覚障がい者が身についているケースと、「耳の不自由な方は筆談しますのでお申し出ください」などの一文と共に、市役所など施設側が提示しているケースがあります。
    以前は、「耳のシンボルマーク」と呼ばれていましたが、現在は「耳マーク」という表現に統一されています。

  • マタニティマーク
  • おそらくご存知ではない人はいないというくらい有名なマークでしょう。
    妊娠初期は外見的には妊娠している事が分かりにくいため、周囲が気づいて配慮できるようにと2006年に厚生労働省が定めました。
    公共交通機関での配慮もありますが、もし突然意識を失い救急隊が駆けつけて処置する際に、妊娠中である事が分かるための目印でもあります。
    駅・自治体の窓口、妊婦向け雑誌の付録などで入手できます。

6.まとめ

  • 介護マークは、自分が介護中である事を周りに知ってもらうためのマークです。
  • 外見からは分からないケースも多いためマークを付けて周りへの配慮を求めています。
  • 同様のマークとしては、ヘルプマーク、ハートプラスマーク、耳マーク、マタニティマークなどがあります。

まだまだマークについて知らない人も多いと思いますので、まずはマークの種類と意味を理解し、もし実際に見かける事があれば優しくサポートしてあげましょう。

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