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家族が知っておくべき介護知識

高齢者の歯磨きはどうやってすればいいの?入れ歯の手入れは?口腔ケアをご紹介

高齢になるとどうしても起こるお口のトラブル。口腔ケアが必要であると耳にするけど、どんなことに気をつければいいのだろう・・・。
今回はそんな方に、歯磨きの方法や入れ歯の手入れの仕方をご紹介いたします。

1.高齢者の口腔ケアが必要な理由

私たちは食事や空気から口の中に多くの殺菌が入り込みます。
通常であれば、唾液によって菌の繁殖を防ぐことができますが、高齢になると唾液の分泌が減り菌の繁殖を防ぐことが難しくなります。
さらに高齢者は、虫歯ができたときに痛みを感じにくく、気が付いたときには虫歯が進行していたといったケースがあります。

つまり、高齢になると虫歯や歯周病になりやすく、進行しやすくなると言えます。口腔内のトラブルが悪化すると、長期的な治療が必要になったり入れ歯にしなければならなくなったります。
毎日おいしく食事し、健康に生活するためにも口腔ケアは必要なのです。

2.歯磨きの仕方

歯を磨くときは、口腔内を綺麗に保つ為にも、以下のポイントを参考に磨くようにしましょう。

1)やさしく磨く

汚れが目立つと、つい力を入れてしまいがちになりますが、歯茎に触れて痛くない程度の力で磨きましょう。
特に介護者が磨く場合は、歯磨き拒否の原因にもなりますので、十分に注意しましょう。

2)歯と歯の間、歯と歯茎の境目を磨く

歯と歯の間、歯と歯茎の境目は、食べかすが残りやすく虫歯の原因になります。表面だけ磨いてしまいがちですが、間を意識し1本1本磨くように心がけましょう。

3)歯に対して90°に歯ブラシをあてる

基本は歯ブラシの全面を歯に対して90°に当てて磨きます。歯に合わせて、歯ブラシの角度を変えて磨くことが大切です。

4)10~20回小刻みに動かす

歯ブラシを当てた部分に対し、10~20回小刻みに歯ブラシを動かし磨きましょう。大きく動かさずに歯1~2本を目安に小刻みに動かしましょう。

5)磨く順番を決めておく

磨き残しをなくすためにも、毎回歯を磨く順番を決めておきます。
上の歯を磨ききってから下の歯を磨くなど、自分が覚えやすい順番を決めると良いでしょう。

高齢者の歯磨きは、できるだけ本人に行ってもらうように促しましょう。
歯磨きをした後、介護者は磨き残しがないか確認をします。その際、口腔内に腫れや乾燥などの異常がないかチェックしておきましょう。

3. 入れ歯の手入れの仕方

入れ歯と歯茎の間に食べかすが挟まっていると、そこから菌が繁殖してしまいます。入れ歯も歯と同じように汚れが付着し、口腔内トラブルの原因となります。
下記の方法を参考にしっかり手入れを行いましょう。

1)入れ歯のブラッシング

義歯用歯ブラシで、水を使い入れ歯をブラッシングします。
通常の歯ブラシや歯磨き粉は入れ歯を傷つけてしまい、そのできた隙間に菌が入り込み繁殖することがあります

入れ歯をブラッシングするときは、お湯を使わず水を使うようにしましょう。入れ歯は熱に弱く、変形してしまう恐れがあります。どうしても水が冷たくてつらいという方は、ぬるま湯を使うようにしましょう。

また床に落としてしまわないように洗面器に入れながらブラッシングをかけると、安全に磨くことができ良いでしょう。
就寝前と毎食後は必ず入れ歯をはずし、ブラッシングを行いましょう。

2)入れ歯用洗浄剤

入れ歯用洗浄剤を使い、入れ歯の除菌を行います。殺菌やカビ菌を取り除き、着色汚れを落としてくれます。
就寝前に入れ歯をはずし、洗浄剤につけておきましょう。洗浄がすんだら、水ですすぎます。
入れ歯は口の中で使うものとして作られています。乾燥させないよう必ず湿らせた状態にしておきましょう。

3)入れ歯を外した後のケア

入れ歯を外した後の口腔内のケアも大切です。歯が残っている方は、丁寧に歯磨きを行いましょう。
特に入れ歯をはめる隣の歯は汚れがつきやすくなっています。歯茎を傷つけないように優しく磨きましょう。

すべて入れ歯の方もケアは必要です。うがい薬でうがいを行い、お口全体を綺麗にしましょう。うがいのあと、歯茎に付着した汚れを取るため柔らかいブラシでブラッシングを行います。ブラッシングは口の中を綺麗にするだけでなく、血行を良くする働きもあります。

どれか一つだけをおこなうのではなく、3つともすべて行うことが大切です。

4.高齢者の口腔ケア用品

現在、高齢者向けの歯磨き用品がたくさんあります。口腔内を綺麗に保つためにも、いろんな商品を試してみるのも良いでしょう。

・360°歯ブラシ

360°歯ブラシは、歯ブラシの毛が360°全体についている歯ブラシです。高齢になると力が入りにくく、麻痺や痺れ等で細かく手を動かすことが困難になります。360°歯ブラシを使えば歯ブラシの角度を細かく変えることなく、歯にブラシを当てることができます。

・スポンジ歯ブラシ

スポンジ歯ブラシは、歯ブラシの毛のかわりにスポンジがついているものです。歯茎を傷つけることなく、優しく歯の汚れを取り除くことができます。
嚥下機能が低下している場合、歯ブラシによる水分でも気管に入り込む恐れがあります。スポンジ歯ブラシはスポンジを湿らせ、歯をぬぐうようにして使うので、嚥下を防ぐことができます。嚥下機能が低下している方や寝たきりの方におすすめです。
スポンジの硬さも様々で、指につける用のスポンジも販売しているので使いやすいものを選びましょう。

・歯磨きウエットティッシュ

歯磨きウエットティッシュを割りばしや指に巻きつけ、歯を拭うことができます。水を使わずに、口腔ケアができるので嚥下の危険性がより高い方におすすめです。メンソールタイプのウエットティッシュも販売されており、口の中をすっきりさせたい時におすすめです。

・保湿ジェル

乾燥しやすい高齢者の口腔内に塗り、乾燥を防ぐジェルです。乾燥が続くと菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因にもなります。就寝前に、乾燥している部分に薄く塗ります。
歯科医師や歯科衛生士に相談し、保湿ジェルを選びましょう。

5. まとめ

■ 高齢になると虫歯や歯周病になりやすい
■ 歯磨きは優しく行い、小刻みにブラシを動かす
■ 入れ歯は磨く・洗浄する・外した後のケアまで行う
■ 口腔ケア用品を上手く使い、その人にあったケア方法を行う

いかがでしたか?
食事を楽しむためにも口腔ケアは必要不可欠です。
毎日の口腔ケアに加え、定期的に歯科で検診を受けることも大切です。検診だけでなく、口腔ケアのアドバイスを受けることもできます。
正しい口腔ケアで、トラブル知らずの口腔内を目指しましょう!

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