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チョコレートの驚きの健康効果!選び方とその摂取方法

チョコレート
甘くてカカオの風味が広がるチョコレート。毎日食べても良いくらい大好きという方もいらっしゃいますよね。
実は近年チョコレートの健康効果が注目を集め、各国で研究が進められています。美味しいチョコレートを食べて健康に近づく。今回はそんなチョコレートの健康効果をご紹介いたします。

1.どんなチョコレートを食べればいいの?

カカオ
健康に効果があるといっても、通常のチョコレートには脂肪分と糖分、植物油脂などが多く含まれているため健康目的で摂取するのには適していません。
健康効果を得るには、通常のチョコレートではなくカカオ分が多く含まれる「高カカオチョコレート」を摂取する必要があります。
目安としてはカカオ分が70%以上のチョコレートが良いでしょう。通常のチョコレートよりも苦味と風味があるので、甘いものが苦手という方にもおすすめです。

また最近では「機能性表示食品」と記載された、健康を意識した以下のようなチョコレートも販売されています。

・難消化性デキストリンが含まれたチョコレート

難消化性デキストリンは食物繊維の一種で、糖と脂肪の吸収を抑える働きがあります。

・乳酸菌が含まれたチョコレート

乳酸菌をチョコレートで包むことにより、熱や酸に弱い乳酸菌を腸まで届けることが出来るチョコレートです。
乳酸菌は、腸を活性化させる働きがあるので便秘解消が期待できます。

・GABA(γ-アミノ酪酸)が含まれたチョコレート

γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を、略し「GABA」として広く知られているアミノ酸を含んだチョコレートです。
このGABAには、脳の興奮を抑えリラックスさせる「抗ストレス作用」があるといわれています。

2.チョコレートの健康効果

高カカオチョコレートにはポリフェノールや各種ミネラルが豊富に含まれており、様々な健康効果が期待できます。

・動脈硬化の予防

心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気を引き起こす可能性のある動脈硬化。動脈硬化は、血液内の悪玉コレステロールが増加し血液の壁に蓄積されることで発症します。
カカオポリフェノールには、この悪玉コレステロールを減少させ、コレステロールを排出する善玉コレステロールを増加させる働きがあるといわれています。
継続的にカカオポリフェノールを摂取することで、血液の流れが改善されたという報告もあります。

・高血圧の改善

カカオポリフェノールには、血管をしなやかにし血流を良くする効果があります。
チョコレートを継続的に摂取することで血圧が低下したというデータもあります。さらに普段血圧が高い人ほど血圧低下量が大きく、高血圧の改善に良いと研究が進められています。

・便秘の解消

チョコレートも食物繊維が含まれているのですが、より便秘の解消に効果があるといわれるのが「カカオプロテイン」の作用です。
カカオプロテインは消化されにくいタンパク質です。小腸で吸収されず、大腸まで到達するので便のかさ増しに繋がるといわれています。
また、腸内菌の餌となり善玉菌を活性化させる働きもあります。

・美容効果

カカオポリフェノールには抗酸化作用があるため、老化を進める活性酸素の発生を抑制する作用が期待できます。
また、紫外線から肌を守る効果もありシミやしわの予防にも良いといわれています。

・リラックス効果

カカオに含まれるテオプロミンと呼ばれる成分には、自律神経を整える効果があります。
心を落ち着かせリラックスさせてくれるので、ヨーロッパでは就寝前にチョコレートを食べる習慣もあるそうです。

・認知症予防

カカオポリフェノールは、記憶力や認知力を高めるBDNF(脳由来神経栄養因子)を増加させる可能性があるといわれています。
このBDNFは記憶を司る「海馬」に多く存在しており、脳を支える役割を担っています。BDNFは加齢ともに少しずつ減少してしまいます。このBDNFが増加することで、認知症や鬱病を改善するのではないかと注目を集めているのです。

3.チョコレートの摂り方

チョコレート

いくら健康に良いからといっても、食べすぎは肥満や糖分の摂りすぎに繋がります。
1日に摂取する量は15~25gまでにしましょう。一般的な板チョコは50gあるので、それの半分までに抑えるようにしましょう。
またカカオポリフェノールの効果は持続性がないので、1日かけて少しずつ摂取するのが良いでしょう。

チョコレートは必ず、カカオ分が70%以上の高カカオチョコレートを選びましょう。
また、植物油脂が含まれていないチョコレートを選ぶのもポイントです。植物油脂に含まれる「トランス脂肪酸」は、他の油と比べ固まりやすい油といわれており、血液の病気に大きく関わるといわれています。ココアバターやカカオバターが含まれているチョコレートを選びましょう。

4.まとめ

■ 高カカオチョコレートには多くの健康効果がある
■ カカオ分70%のもの選ぶようにする
■ 1日に摂取する量は15~25gまでに抑える

チョコレートはエネルギー量が高いので、摂取量をしっかりと守ることが大切です。ぜひ、チョコレート習慣をはじめて、美味しく健康を目指してみてはいかがでしょうか?

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筆者 レイス治療院
あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ施術師が400名以上在籍し、2003年より訪問マッサージを通じて地域社会に貢献している。
ご利用者様の健康を管理するために、技術面ではリハビリを取り入れたマッサージを行い、医療・介護業界での経験をもとにしたお悩み相談、医学的観点からアドバイスを行っている。

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