池川志郎先生の医療講演会を開催いたしました【イベントレポート】
2020年1月19日に、当社主催で「ゲノム医療」についての講演会を開催しました。講師には元整形外科の医師であり、現在は独立行政法人理化学研究所で骨関節疾患研究チームのチームリーダとしてご活躍されていらっしゃる池川志郎先生をお招きしました。
池川先生は遺伝子疾患の原因解明の元となるゲノムや遺伝子の研究をされながら、北海道大学や大阪大学など、更には国外も含め数々の大学の客員教授や名誉教授でいらっしゃいます。
当社は、昨春より、一般財団法人 北海道難病連様と連携し「難病患者のお役にたちたい。」思いで、各種イベントサポートを行ってまいりました。この度代表理事を務める増田様より、ゲノム/遺伝子学的視点より後縦靭帯骨化症の原因解明をしていることから、池川先生をご紹介頂き、本講演会が当社主催にて実現することとなりました。
講演会当日は申込制ではなかったにも拘わらず、様々な病気・症状にお悩みの方が沢山お集まりになりました。「ゲノム」や「遺伝子」という普段は聞きなれないテーマに、皆さん最初は難しい表情で聞いていらっしゃいましたが、さすがは第一線として世界中でご活躍される池川先生です、参加者を交えてクイズ形式にしたり、質問したりなど、大変ユニークな演出で、これまで例を見ないほどの笑いの絶えない医療講演となりました。
参加された方々からは、「難しいテーマであったが、話がユニークで聞き入りました!」や「ゲノムや医療について最新の情報を聞くことができてよかった。」といった感想を頂きました。
医療講演は質問形式で進んでいきました。写真はメンデルの法則で有名な司祭のメンデルです。中学高校生物の知識から紐解きながら講演が始まりました。
比喩を用いて頂きわかりやすく遺伝性疾患についてご説明いただきました。訪問医療マッサージを波及していくうえでの、疾患の原因因子について学びを深めました。
医療には、三位一体の協力体制が必要であり、当社の訪問医療のサービスとて例外でないと再認識するとともに、多職種で連携を図っていくことで、利用者のQOL向上に貢献していくのだと確信が持つことができました。
また、本講演会には、当社所属のマッサージ師によるマッサージ体験会ブースを設置させていただきました。
講演前、講演後にはご来場された方々の多くが体験希望され、皆様、日頃のお疲れや、日々悩まされている症状や疾患による苦しみから少しのひと時でも解放され、満足されているようでした。
講師を務めていただきました、池川先生にもマッサージ体験をして頂きました。
池川先生は、国家資格者のマッサージを受けるのが初めてとのことでしたが、体験終了後には、「大変素晴らしい技術とサービス」との評価をいただきました
当社は、医療・介護の方々と連携しながら、病気で辛い思いをされている方々をはじめ、日本の医療に貢献できるように努めて参ります。
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