<介護施設>ロボットの有効性確認 歩行や食事の自立度向上
電車の中で、こんな、記事を見つけました。
この記事には、下記の記載があります。
研究チームは、アザラシ型「パロ」や人型「ペッパー」など17種のロボット約1000台を使い、2016年8月~17年3月、98介護施設でそれぞれ16週間、65歳以上の男女計約900人を調査。世界保健機関の国際生活機能分類という指標を導入し、健康状態や生活の活発度などを数値で表した。
その結果、ほとんど寝ていた人がロボットの声かけで歩くようになるなど、34%に改善が認められた。うち、最多の39%が食事、排せつ、身だしなみを整えるなど基本的動作の改善だった。触ると鳴く猫型ロボットのケースでは、高齢者が抱き運ぶことで周囲の人との会話が増え、高齢者が活動的になるなどした。
とあります。
これを読んで、感じたことは、マッサージに関しても、血液循環を促進させる、固くなった筋肉をほぐすことで関節可動域を拡大する、など、身体改善の面に重点が行きがちですが、意外と、利用者様との会話を通じて、利用者様が、会話を楽しみにされていたり、会話を通じて、元気を取り戻されたりといった、なかなか、眼にはみえにくいものって、実際にはある気がしていて、ロボットの評価ですが、こういう形で数値として研究をされていることは素晴らしいですし、こういう活動が評価されて、世の中にもっと認知されていけば素晴らしいことだと思います。
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