あっちむいてほい!
少し、おちゃらけたタイトルにしていますが、また、嬉しいお話です。
グループホームに入居されているご利用者様。
年齢は90才手前。
グループホームより、ご紹介を頂き、状態を確認させて頂いた際には、腰部骨折の為、今後は車椅子生活で、また、両上肢、両下肢は人工関節で、車椅子からベッドに横になるにも、自力では移動できず、2人の介護者が圧迫骨折のリスクを避ける為、タオルを使いながら、持ち上げて、移乗している状態とのこと。開始当初は、横臥位も厳しく、仰臥位のみでの施術になるだろうと思い、施術を開始。1月程度が経過したところで、補助しながら横臥位施術を開始したところ、問題なく、施術でき、今では、マッサージ師と一緒に、『はい、横になるよ。』とお声掛けをすると、マッサージ師とご一緒に『あっちむいてほい!』と言いながら、自力で横臥位を取れる状態となられています。
今週、ホーム長とお話をする機会を頂き、状態につき、少し、会話をさせて頂くと、マッサージを開始する前は、職員の方が、横向きにしようとすると、『痛い!痛い!』と言われていたのが、ここのところ、まったく、『痛い!痛い!』と言われなくなり、職員さんにも『あっちむいてほい!』と言いながら、横を向かれているとのことで、皆、驚いているとのお話を頂きました。
また、開始当初は、か細いお声で話をされていましたが、ここのところ、しっかりとお話をされる様になられています。
やっぱり、こういうお話は嬉しいものです。
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