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終活

葬式の費用はいくらくらい?何をすればいい?葬儀の準備で困らないために

葬式 funeral

葬儀をしなくてはならない状況になったときに、何をすればいいのかご存知でしょうか?葬儀は残された家族が故人のために行うことの出来る大切な行事です。いざという時が来る前に予め勉強しておきましょう。

1.葬儀の準備

・喪主を決定する

葬式の喪主をまず決定します。一般的には、
配偶者、息子(長男、次男…)、娘(長女、次女…)、父、母、兄弟
の順に候補となります。
もし、故人が生前に指定してある場合はそれに従いましょう。ただし、喪主候補があまりに高齢・幼齢の場合は、別の候補を立てるようにします。
葬儀以降の仏事(一周忌など)も葬儀で喪主をした人が主催するのが一般的ですので、それも考慮しておきましょう。

・葬儀の形式を決定する

葬儀には主に仏式、神式、キリスト教式があります。故人の希望や本家の宗派などを踏まえてどの形式にするかを決定します。最近では無宗教葬も増えてきています。故人の好きな音楽を流しながら葬儀を行う音楽葬など、それぞれに合わせた葬儀が行えます。

・規模、費用を決定する

葬儀の規模は故人の希望を尊重し、費用面で無理のないものにしましょう。葬儀の費用は香典に頼らずに行えるように、生前から準備しておくべきという考え方もありましたが、長期にわたる闘病生活があった場合には、貯金がないことも考えられます。そのような場合には、香典である程度費用がまかなえるように規模を小さくすることも検討しましょう。

・式場を決定する

決定した規模や費用に合わせて式場を決定します。自宅以外で行う場合は、式場を借りなければなりません。公民館、葬祭会館、寺院などで行うのが一般的です。

・葬儀の日程

葬儀をいつ行うかを決定します。遠方からの参列者の到着時刻、宗教者の予定以外にもいくつか気をつけなくてはならないことがあります。火葬や埋葬は死亡後24時間経過しなければ行ってはならないと法律で定められているため、火葬場の予約時刻はそれを遵守して行うようにしてください。また、友引の日は葬儀を行わないようにするのが一般的です。火葬場など葬儀に関わる施設は、友引の日を休業していることが多いです。

・寺院、神社、協会への連絡・依頼

寺院、神社、協会に葬儀の日取り、葬儀に来てもらう人数などを相談しましょう。仏式の場合は戒名をどうするのか、神式の場合には家族は喪に服すため代理人が神社に向かう必要があるなど、宗教・宗派によって注意すべきことがあります。

・食事、タクシー、バスの手配

通夜の食事の用意や、式場・火葬場への移動用のタクシーやバスを手配することも必要です。
特に通夜の食事などの何人来るかわからないものに関しては、想定人数の8割程度の分量を用意しておきましょう。

これらの準備を全てするのは大変だと思うのであれば、葬儀社に相談してみましょう。希望する葬儀の準備をスムーズに進めてもらえるほかにも、経験に基づいた提案をもらえることも期待できます。

2.費用

日本消費者協会が2014年に行った「葬儀についてのアンケート調査」では葬儀費用の平均額は約190万円でした。内訳は以下のようになっています。
・葬儀一式費用:122.2万円
・通夜からの飲食接待費:33.9万円
・寺院への費用(お経、戒名、お布施):44.6万円

最近はシンプル・小規模の葬儀が多くなってきており、総額で100万円を下回るケースが増えてきています。家族葬、一日葬(通夜を行わない)、直葬(火葬のみを行う、火葬式とも呼ばれる)を取り扱う葬儀社も増えており、葬儀にかかる費用は減少していくと考えられています。一番シンプルな直葬であれば20万円程度で行うことも可能です。

3.心構え

葬儀というのは故人の不幸をきっかけにして行う行事であり、本来は十分な準備をして行うものではありません。準備する側・参加する側ともに多少の準備不足・失礼があってもそれくらいは当然だと考えましょう。

4.まとめ

  • 葬儀で準備すべき項目を把握する
  • 準備が大変ならば葬儀社を頼る
  • 葬儀の平均費用は約190万円
  • シンプルな葬儀であれば約20万円で可能

葬儀は故人へ別れを告げるための大切な行事です。可能な限り故人の意思を尊重し、故人が見ていれば喜ぶだろうと思える葬儀にしてあげてください。

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